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特集〃鄒和尚と大圓寺物語
小国の大圓寺は約600年の歴史を持つ古刹。小国開田の聖と言われる月泉良印が開山した曹洞宗寺院だ。現在、普段は無住だが盛岡市の久昌寺住職海野講栄氏が住職を兼務している。9月8日、海野住職を講師に「月泉和尚と大圓寺」をテーマとした、寺院の公開と歴史セミナーが開かれた。月泉とはいかなる人物か。曹洞宗指導者として時代をかけぬけた月泉と知られざる大圓寺の歴史の系譜を追ってみる。
特集Field Report 豊間根林道最深部大谷山鉱山[到達編]

豊間根林道最深部には、今では訪れる人もほとんどいない忘れられた修験系の信仰媒体オソノエラ(鍾乳洞)がある。そんな秘境的林道最深部のネコイノ沢にはかつてマンガン鉱を産出していた大谷山鉱山があった。それはオソノエラ沢と尾根をひとつ隔てた目と鼻の先であった。鉱山は、昭和30年代末期までマンガン鉱の需要とともに稼働し、多くの人々が働く人里離れた別世界でもあった。当時を知る人によればそこは試掘を含め約100箇所を超す坑道が存在するという。今回は本年4月の大谷山鉱山[接触編]の続編として、かつての鉱山主要坑があった思われるネコイノ沢北岸を彷徨い、森林軌道や鉱山跡に点在する産業遺構を探索した。