こんな内容です
当たり前のように暮らしている今の生活も寄せては返す時代の波の上に創られてきました。私たちは今過去を振り返って、20世紀に忘れっぱなしになっている思い出をもう一度振り返ってみたくなります。それぞれの記憶の片隅に残っている宮古のあの日、あの瞬間。歴史的には価値のないなんでもない一瞬かも知れませんが、それはまぎれもなくあの日の宮古の姿です。そんな写真を集めてあの頃を振り返りましょう
渡船で渡る閉伊川
かつて閉伊側河口には愛宕と対岸の藤原を結ぶ渡船がありました。愛宕と藤原は大声で「おーい」と呼べば返事ができるほど近かったのですが、歩きで渡るには宮古橋まで戻る大きな遠回りでした。また、愛宕地区は明治頃から宮古の官庁街であり役所や銀行がありました。そのためか藤原地区からショートカットできる渡船が古くから川を渡る足として存在していました。この渡船は愛宕地区にある某氏が親子三代続けてきましたが、自動車の普及などの諸事情により昭和52年、静かにその姿を消しました