0
¥0

現在カート内に商品はございません。

2011年08月号NO392 特集 東日本大震災・ふるさと明日への絆

¥520 税込
商品コード: mw392
カートに追加しました。
お買い物を続ける カートへ進む
この街並みを心のアルバムに貼っておこう
震災後何度か田老地区を訪れた。そこで目にしたものは瓦礫と化した田老地区は無残な光景だった。過去にも何度となく津波被害に遭いながら津波防災対策は万全なはずだった。しかし津波は防波堤を越えまちをのみこんだ。
震災から約100日が過ぎほとんどの瓦礫が撤去された。まちに残ったのは鉄筋の建物数軒と横たわる巨大な防波堤だけだ。昨年の暮れ、田老地区の石碑を取材した時にこの魚濫観音を撮影した。その日は冬晴れの晴天で折しもアワビの口開けの日だった。石碑取材を終えて漁港に行くと漁師たちが水揚げをしていた。大漁ですか?と聞くと「だめだ」と応えるが漁師たちの顔には活気と笑みがこぼれていた。魚濫観音は田老町川向の大西フクさんが昭和52年に建立したものだ。震災後は一時行方不明になっていたようだが、現在元の台座に戻され荒野となったまちを見守っている。

特集
3月11日午後2時46分に発生した東北地方大平洋沖地震による大津波から約150日が過ぎ、ふるさと宮古は少しずつ復興へ向かい歩みつつある。しかしながら街には震災の傷跡は生々しく残り、盛夏の頃、盆月を迎え犠牲者の面影と平穏だった日々が無性に懐かしいのだった。

復興に向けて歩き出すスクランブルワイド
人情で船つないだ人生…七滝湯・袰岩政子さん
逆境乗り越え東北一に…宮古・宮古商業ヨット部
ラジオの特性活かして情報発信…みやこさいがいエフエム
頑張ろう三鉄…杉良太郎さんらが一日駅長
浄土ヶ浜遊覧船運航再開へ…美しい自然景観楽しむ
身近な魚たちを水槽で展示…磯の生物展はじまる
浄土ヶ浜をきれいに…ダイバーが瓦礫撤去
元日本代表サッカー選手と交流…グランドにさわやかな汗
チョウセンアカシジミ空へと舞う…観察会で市民が観察
コピーFAX機を提供…京都の会社員が事業所を支援
病院七夕コンサートに笑顔広がる…宮古病院
宮古水産高校栄えある表彰…第4回海洋立国推進功労者
海岸は震災の爪痕。泳げない夏…市内海水浴場閉鎖の夏
カラー写真とグラビア・ふるさと明日への絆
ありし日の街並みと何気ない安息の日々
読者投稿震災フォト
津軽石の長洞利弘さん 磯鶏の摂待謙哉さん
この街並みを心のアルバムに貼っておこう 田老地区の魚濫観音
連載再開・石碑順禮 津波記念碑と波よけ地蔵
イエローページ お知らせ・宮古弁どっとこむへのはげましの言葉
表紙の言葉/他フリーボードメッセージ/第3回オテライブのお知らせ
いのちのドングリ無償キャンペーン/宮古夏まつり/第46回音楽の夕べ/
浄土ヶ浜ボンネットバス運行/アニメカーニバル/他
連載再開 方言は文化だ!クイズ宮古弁

カテゴリ一覧

ページトップへ