2005年/09月号/No323
特集・南部藩近世異人船騒動記と異国漂流史

藩政時代、港を舞台とした異国漂流は数々の奇跡のドラマを生んできた。また、外国船漂着による異国人騒動も頻発していた。海に面した宮古地方に残された異国船舶史、漂流史を展開する

南部藩の造船の歴史
太平洋廻り航路と海難
ロシアに流れ着いた宮古衆。初の「露日辞典」を作ったのは彼らだった
初の露日辞典は南部なまり/宮古生まれの子孫がロシアで活躍
南部藩御用船「宮古丸」「寅丸」
遭難時の処置/頻発した海難事故と偽遭難
1万5千キロを流れ歩いた磯鶏船方衆
逆境からの生還 運命のイタズラか、帰国中にまた遭難
漂流で将軍に引見、名もない鍬ヶ崎船方が褒美をもらう
船頭必携『日本汐路之記』
南部領沿海漁船の各種
臨時収入を意味する宮古弁「ホマチ」は「帆待ち」が語源
恩が仇となった重茂のホルワルド・ホー号騒動 山田湾に黒船入港。
金銀探検のオランダ船に騒動

トピック 世界のオザワ、市民を魅了 小沢征爾さんがコンサートキャラバンで来宮
JAZZ　ベースソロライブ　daiki yasukagawa
レギュラー連載
ふるさと人・夢・紀行・千葉インターハイ宮古高校ヨット部女子・ソロ・デュエットとも2位の栄冠/梵字のある石碑/ホットスクランブル/野遊亭・高橋政彦/夢の続きにV・伊藤洋/誌面英語塾・佐香武彦/ふるさと草子・TUNAMI風化するその災害を語り継ぐ/宮古市における近江商人から学ぶ商業教育・西谷成昭/回顧・駒井雅三の世界・作詞物語/第3セクターの鉄道めぐり・冨手淳/ごらく的宮古の歩き方・木村彩子/新・名物発見MX・カスペチーリ/らくがき町/方言は文化だ!クイズ宮古弁/他