2024年06月号No546 特集① オソノエラ鍾乳洞探索記
商品コード: mw546
特集①オソノエラ鍾乳洞探索記
20年以上前に編集部に舞い込んだある問い合わせ、それは読者が小学校時代に遠足で訪ねた鍾乳洞は現在どうなっているか?というものだった。鍾乳洞の名はオソノエラ。アイヌ語をも連想するその鍾乳洞は津軽石川源流部にあるということしかわからなかった。山田町の郷土史関連資料を探り少しずつその実体に近づいたのは読者の問い合わせから10年以上が経過した平成27年の春だった。今月はかつて本誌特集②でもオソノエラ[接触編][到達編①②]などで取り上げた豊間根林道最深部にあるオソノエラ鍾乳洞探索記を紹介する。
特集②Field Report 大川鉱山古宿鉱区探索
昭和31年にマンガンの採掘が始まった大川鉱山古宿鉱区。戦後の日本復興において乾電池の原料となるマンガンは安全で身近な鉱物として全国で採掘されていた。そんななかで下閉伊郡豊間根の山塊には約60ヵ所を数えるマンガンの鉱脈が眠っており、林業の次の産業として注目されていた。しかし政府の鉱物輸入自由化により安価なマンガンが海外から流入すると国産マンガンを産する小規模な鉱山はたちどころに閉鎖に追い込まれ、その当時お宝だった鉱脈も眠ったまま60数年の時を刻んだ。今回はそんなかつて稼働したまま、当時の痕跡を今も残す豊間根大川源流部の大川鉱山・古宿鉱区を見届けるため、初夏の森を彷徨った。
街角備忘録
風景があの日を物語る 19638年 山を切り崩して大煙突を建てる
まちのポートレート96 日立浜の急坂を登ると何があったか
日々の仏 紙版画のような地蔵様
石碑順禮
千徳村多宝院事件順禮②
我ら修験者は国家の安泰と御上の息災を祈祷している
特集①オソノエラ鍾乳洞探索記
鍾乳洞到達までから水没洞踏破まで
一通の手紙が舞い込む
天運か。思いが叶う瞬間
豊間根少年たちの冒険舞台
水没洞の先へ
特集②FieldReport 大川鉱山古宿鉱区探索
標高400mラインの石灰岩
豊間根トッシーの正体は落ち葉のメタンガス
鍾乳洞を内包した古宿鉱区
フィールド深読みコラム
ふるさと人夢紀行
「スーホの白い馬」に想いを寄せて 声優・ナレーター 佐香穣さん
山口太鼓浄土ヶ浜でチャリイー公演
散歩部ときどき猫31 街中広告地図看板
わがまちイエローページ
わがまちセレクトショップ/今月の表紙/バックナンバーガイド/
フリーボードメッセージ/
宮古国際交流NEWS LETTER 75
ふるさと文化の泉 宮古カトリック教会と愛と平和の鐘
交流を楽しみながら協力して野菜を育てる
三閉伊一揆塵芥茶話其ノ14
震災発生当時の記憶を後世に
宮古の農協まるごと体験ツアー
海とミナトの時間 ロイヤル・プリンセス&シルバー・ミューズ
釣れ然なるままに サクラマス、手応えあり!
連載 Column さんぽ日和 山本千春
連載 森川海に住まう人々103 佐々木剛
隔月連載 おじさんレコードコラム 年中紅白歌合戦
隔月連載 チャオ昭和くん 少女マンガの付録の栞
朽車のある風景71 TOYOTAカローラバン AE70
NEWS ホットスクランブル オリジナルコケリウムを作成/他
隔月連載 ボケモン 『少女の友』を読んでいた時代
隔月連載 絶版食堂52 SLドライブイン
連載 クイズ宮古弁 閉伊川河口は渡船で渡る
ふるさと雑記帳
きままにコラム 今年の夏に備える 木村彩子
編集後記