2024年09月号No549 特集① 崎山貝塚発見100周年
商品コード: mw549
特集①崎山貝塚発見100周年
崎山貝塚は、縄文時代のムラや貝塚、そして周囲の環境がそっくりそのまま残されている遺跡である。そこには縄文時代前期から後期までの約3千年間にわたり大規模な集落が営まれていた。その時代から人々は遥な時間をかけて今の私たちの生活文化の基礎を構築してきた。1924(大正13)年、その遺跡が発見されてから100年。発見の経緯や尽力した人々、国指定史跡になるまでの歩みを辿ってみる。
特集②Field Report 鵜ノ巣断崖、再び
200mに及ぶ垂直断崖が海の落ち込む鵜ノ巣断崖の北に連なる真木沢海岸の断崖には崖をくり抜いた何か所かの隧道あり潮かぶりのアドベンチャーな遊歩道となっている。この遊歩道を散策は今から6年前の2017年7月だった。当時は手掘り隧道探索として白池海岸の手前まで歩いたのだが、今回は田野畑村をこよなく愛した作家・吉村昭がこの地を舞台に描いた短編小説『星への旅』で描かれる鵜ノ巣断崖と自殺を翌日に控え主人公らがそれぞれの想いを馳せながら前日に野営した舞台と思われる真木沢海岸を中心に物語を反復しながらその舞台を確かめてゆく、今風の表現を借りるなら小説『星への旅』の聖地巡礼だ。
街角備忘録
風景があの日を物語る 1980年 玄神流道場金剛山竜王ノ滝
Fishing 釣れ然なるままに カツオからボウズ逃れるマゾイ釣りへ
まちのポートレート98 藤原埠頭の時計台
日々の仏 冥界で死者にも幸せを
石碑順禮
ギャンブル依存順禮 文久の賭博事件始末記
特集①国指定遺跡 崎山貝塚発見100周年
企画展で100年の歩み
貝塚の立地と発見の経緯
偶然の発見から国指定へ
企画展で展示されている資料
崎山貝塚発見に関わった人々
特集②FieldReport 鵜ノ巣断崖、再び
吉村を惹きつけた田野畑の自然
『星への旅』で太宰治賞受賞
主人公の気持ちが刻まれた文学碑
フィールド深読みコラム
ふるさと人夢紀行
ちびっ子力士東北大会を目指し活躍誓う 津軽石相撲クラブ
全日本卓球選手権大会岩手県予選会・カブの部優勝 初森和樹さん
宮古短大だより③ 田中宣廣
わがまちイエローページ
わがまちセレクトショップ/今月の表紙/バックナンバーガイド/フリーボード メッセージ/
宮古国際交流NEWS LETTER 78
ふるさと文化の泉 幻となった復命書
交流 貝殻などでフォトフレーム作り
みやこドローンさんぽ91 月泉和尚と鉄胎の岩屋
海とミナトの時間 帆船 日本丸9年ぶり5度目の入港
フォト 夏体験、第30回宮古ボート天国
投稿連載 女子教育の先駆者・津田梅子② こまだひろこ
きまぐれ連載散歩部ときどき猫 田老鉱山写真部
連載 Column さんぽ日和 山本千春
連載 森川海に住まう人々106 佐々木剛
隔月連載 ふぉとじぇにっくやんけ50 法ノ脇演芸団
隔月連載 33RPM今夜のターンテーブル
朽車のある風景73 DAIHATSU タフト F10/20/50/60型
きままにコラム みちのくトレイルウォークに参加 木村彩子
連載 クイズ宮古弁 盆踊りでマイムマイム
隔月連載 わが町らくがき町レジェンド
NEWS ホットスクランブル 岩手の洋楽の礎、太田クァルテット/他
編集後記