2025年09月号NO561 特集①女神、故郷へ
商品コード: nw561
特集①女神、故郷へ。
欅がつないだ帆船との絆
宮古港に、白い帆をたたえた海王丸が静かに姿を現した。これまで姉妹船・日本丸とともに通算9度目の寄港となるこの船には、宮古と深く結ばれた物語がある。両船の船首に立つ女神像は、宮古市八木沢神社の樹齢三百年を超えるケヤキから生まれたもの。潮風をまとい、再び故郷に帰ってきた女神を迎えるように、市民の声が「お帰りなさい」と港に響く。木が結んだ縁と、海と人とをつなぐ文化的ロマンが、いま再び帆を広げる。
特集②Field Report 蛸ノ浜アドベンチャー
編集部宛に「シン青の洞窟発見」という写真と動画を添付したメールが投稿された。投稿者は以前本誌にエッセイなどを定期的に寄せていた方で、メールによれば現場は20ほど年前に行った時は人が入れなかったが、最近行ってみたら浸食で穴は大きく広がっており開口部から内部に入ることができたというのだ。その穴が蛸ノ浜のどこに存在するのか?その場所に向かうにはどうすればよいのか?ならば海から行ってみるしかあるまい…と、中古艇のSAPボードを入手、今月はこのSUPに跨って礫を含んだ独特の浸食地層から成る海蝕洞が連続する蛸ノ浜北岸を巡る夏の海遊びを兼ねた蛸ノ浜アドベンチャーだ。
街角備忘録
風景があの日を物語る 1961年頃 末広町ナカヤカナモノ
Fishing 連れ然なるままに 夏の風物詩スルメイカ釣りを満喫
まちのポートレート こんなところFR安倍総理。お勤めご苦労様でした
日々の仏/被災破損した石碑を再び祀る
石碑順禮 浄土ヶ浜歴史順禮 昆布の乾し場が国立公園へと進化
特集①女神、故郷へ。 欅がつないだ帆船との絆
帆船・海王丸が8年ぶりに宮古へ帰港
帆船と宮古を結ぶ神木の絆
帆船・帰港の歩み/他
特集②Field Report 蛸ノ浜アドベンチャー
シン青の洞窟発見のメールが舞い込む
SUPで海から攻略する
海蝕洞を潜り問題の開口部へ
フィールド深読みコラム
ふるさと人夢紀行 宮古凱旋試合で連覇
宮古市出身女子プロレスラー・宮古市観光親善大使 MIRAIさん
宮古の海を満喫 花火が結んだ縁の交流
宮古短大だより15 田中宣廣
わがまちイエローページ
わがまちセレクトショップ/今月の表紙/バックナンバーガイド
/フリーボードメッセージ/
宮古国際交流NEWS LETTER 90
ふるさと文化の泉 三笠宮殿下のアイオン台風災害視察
閉伊川鮎釣り選手権 優勝者は40匹の釣果
隔月連載 みやこドローン散歩97/宮古の昔話
夏体感、第31回宮古ボート天国 宮古トライアスロンフェス2025
宮古駅前再整備を考える
散歩部ときどき猫/街中広告看板
Mackyのジャジーな夜⑨ ジャズのスタイルもいろいろ 牧原正洋
連載 Column さんぽ日和 山本千春
連載 森川海に住まう人々118 佐々木剛
隔月連載 ふぉとじぇにっくやんけ56
隔月連載 33rpm今夜のターンテーブル
朽車のある風景86 ISUZU エルフルートバン改
ホットスクランブル 宮古市戦没者追悼式/ジオの魅力パネルで展示
連載 クイズ宮古弁 同時上映という抱き合わせが普通だと思っていた
隔月連載 わが町らくがき町Legend
ふるさと雑記帳③
連載 きままにコラム153 ~温帯湿潤気候から熱帯へ~ 木村彩子
編集後記