特集①昭和100年物語
産業史にみる昭和の記憶みやこ
2025（令和7）年は、昭和元年からちょうど「昭和100年」にあたる。昭和は激動と変革、さらに戦争を経ての苦難と復興の時代とも言われた。戦後日本は大きく発展を遂げ、様々な整備が進む高度経済成長化の中で人々の暮らしも大きく変化した。本市も同じように激動の中でまちの形を作ってきた。「昭和100年」を契機にみやこの昭和を顧み、港湾などの変遷や産業を中心にみやこが歩んだ昭和の記憶を共有してみる。

特集②Field Report 握り沢森林軌道
握沢（にぎりざわ）が流れ込む御山川（おやまがわ）は早池峰山東側から閉伊川へ合流する支流で川名が語る通り藩政時代のヒノキ山を意味する盛岡藩直轄の御用山で、入山、伐採は厳しく管理された盛岡藩にとっては財政復活の切り札でもあった。維新後は山を取り囲む各行政に引き継がれヒバやヒノキ、アスナロが繁る国有林として管理開発されてきた。しかし、戦後間もない統治下の時代に当地方を襲った大型台風である「アイオン台風」によって大災害を被ることになる。今回は昭和10年代～20年代まで握沢上流部とこの沢に合流する当時は名も無き沢だったアイオン沢周辺で稼働していたという、切り出した木材を運搬する森林軌道の痕跡を探すため早池峰山登山口「握沢コース」から初秋の森を歩いた。

街角備忘録
風景があの日を物語る 2019年 跨線橋があったJR茂市駅
まちのポートレート　YOUに感謝　同じタッチのJA看板
日々の仏／妙見菩薩は北斗七星がモチーフの天部尊
石碑順禮
根井沢街道石碑順禮
洪水の白波に乗って龍神が下る琴高仙人と白髭神社

特集①昭和100年物語
産業史にみる昭和の記憶みやこ
昭和の合併で誕生した宮古市
産業と市街地形成の変遷
港湾の形成から貿易港へ
砂浜を埋立て藤原の大太う整備
昭和の産業と暮らし／他
特集②Field Report 握り沢森林軌道跡探索
森林軌道の痕跡を探しながら登山道を行く
早池峰登山の最寄り駅平津戸は巨大木材集積所
ここからは神域。早池峰山全体を御神体とした石鳥居
フィールド深読みコラム

ふるさと人夢紀行　小さなラケットに大きな夢
久保尻翔馬さん・隼翔さん
サンマ初水揚げ
宮古短大だより17 田中宣廣
わがまちイエローページ
わがまちセレクトショップ／今月の表紙／バックナンバーガイド
／フリーボードメッセージ／
宮古国際交流NEWS LETTER　92
ふるさと文化の泉　逆さイチョウと地名にまつわる伝説
市民交流まつり
隔月連載　みやこドローン散歩／みやこの民話
海とミナトの時間　入港ラッシュに沸く秋の宮古港
触れてわかる、昔のくらし　体験型の民俗資料展
第31回宮古市産業まつり
散歩部ときどき猫／田老鉱山写真部File⑨
Mackyのジャジーな夜⑪　ツアーで会う音楽仲間 牧原正洋
連載　Column　さんぽ日和 山本千春
連載　森川海に住まう人々120　 佐々木剛
隔月連載　ふぉとじぇにっくやんけ57
隔月連載　33PRM番外編・LAURA PAUSINI
朽車のある風景87 TOYOTA　トヨエース消防車両仕様
ホットスクランブル　第44回合唱器楽演奏会／他
連載　クイズ宮古弁　サンマ船団来航と、牛乳びんの関係
隔月連載　わが町らくがき町レジェンド
Fishing　連れ然なるままに　短時間でイナダ、カンパチの手応え
連載　きままにコラム155　～はしご酒に参加～ 木村彩子
編集後記