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2017年06月号No462 特集①みなとみやこものがたり
￥520
税込
商品コード： mw462
特集①みなとみやこものがたりフェリー航路開設と港湾の今
2018年6月、宮古港と北海道室蘭港を結ぶフェリー定期航路が開設される。東日本大震災からの復興となる宮古港の新たな海の交通ネットワークの始まりである。一方では大型外国クルーズ船の誘致も活発化してきた。これによってこの地方の産業や文化、観光がどのように変わっていくのか。港には長い歴史があり、その発展を願い支えた多くの人々のドラマと熱意が表現されてきた。震災被害から新たな復興へフェリー航路開設と共に港への期待が大きく変わろうとしている。みなとみやこの今に視線をむけてみた。
特集②Field Report 禰々子森トレッキング
禰々子森は旧川井村と旧新里村の境に聳える1009.8mの里山だ。山嶺東側には東北電力腹帯水力発電所の貯水ダムがある大沢、西には早池峰山塊を望み、尻石沢、中ノ又沢が小国川へと注ぐ。南東に延びた尾根は大沢源流部の蓬平を経て宮古、山田、大槌の境である東金沢壷倉牧場へとつながる。今回は三ツ石から大沢へ入り、川べりに湧き出す薬水、ダム放水時のみ現れる大沢川の瀑布を撮影、過去に炭焼きを生業とした集落があったという栓ノ平で車を止め、台風被害で荒れた三ツ石林道を途中から逸れ、地理院地図上に点線で記載された古い山道を歩き禰々子森の南南東側へ向かった。最終的には標高580mほどの尾根付近まで散策し初夏の北上山地をトレッキングした。
2018年6月、宮古港と北海道室蘭港を結ぶフェリー定期航路が開設される。東日本大震災からの復興となる宮古港の新たな海の交通ネットワークの始まりである。一方では大型外国クルーズ船の誘致も活発化してきた。これによってこの地方の産業や文化、観光がどのように変わっていくのか。港には長い歴史があり、その発展を願い支えた多くの人々のドラマと熱意が表現されてきた。震災被害から新たな復興へフェリー航路開設と共に港への期待が大きく変わろうとしている。みなとみやこの今に視線をむけてみた。
特集②Field Report 禰々子森トレッキング
禰々子森は旧川井村と旧新里村の境に聳える1009.8mの里山だ。山嶺東側には東北電力腹帯水力発電所の貯水ダムがある大沢、西には早池峰山塊を望み、尻石沢、中ノ又沢が小国川へと注ぐ。南東に延びた尾根は大沢源流部の蓬平を経て宮古、山田、大槌の境である東金沢壷倉牧場へとつながる。今回は三ツ石から大沢へ入り、川べりに湧き出す薬水、ダム放水時のみ現れる大沢川の瀑布を撮影、過去に炭焼きを生業とした集落があったという栓ノ平で車を止め、台風被害で荒れた三ツ石林道を途中から逸れ、地理院地図上に点線で記載された古い山道を歩き禰々子森の南南東側へ向かった。最終的には標高580mほどの尾根付近まで散策し初夏の北上山地をトレッキングした。