2017年09月号No465 特集①母なる川 閉伊川源流紀行
商品コード: mw465
特集①母なる川 閉伊川源流紀行
閉伊川は盛岡市との境にある区界峠(標高751メートル)を水源とし北上山地を削ってほぼ西から東に流れ宮古湾に注ぐ。流域延長75.7キロ。二級河川で北上川、和賀川に次ぐ県内三番目の大河だ。下るにつれて両岸に展開する変化に富む奇岩は松を飾って夏の日差しに輝く。川べりのあちこちに釣り人が糸を垂れる美しい川。悠久の時を刻み流れる母なる川の源流を訪ねながら、閉伊川の系譜を探ってみた。
特集②Field Report 産金の山 長者森トレッキング
藩政時代、金山として大規模な採掘が行われた上閉伊郡大槌通り金澤村から北西に向向かい標高約750mの土坂峠を越えて反対側に下りると立丸峠を経て遠野郷と交易が盛んだった小国村があった。土坂峠は金鉱床が眠るという長者森(1009・6m)の北側の尾根にあり、この山を中心にして四方に流れる各沢では古くから揺り板やムシロ、松ヤニなどを使った古典的な砂金採りが行われてきた。これらの仕事に従事していたのは山を生活の場として里との交流を絶った鉱山師、木地師、鋳師(いもじ)、マタギなどで、彼らは独自のネットワークで連携しながら、通常知られる日本史とはまったく違う別の日本史の中で生きてきたと考えられる。そんな口碑が今も残る長者森を目指した。
街角備忘録 風景画あの日を物語る
2005宮古水産創立110周年記念
まちのポートレート 田舎のカフェレーサー
定形外連載 日々の仏24 半跏府座の地蔵菩薩
石碑順禮
山口川周辺石碑順禮 宮古街道①山口川放水路周辺
特集①母なる川 閉伊川源流紀行
区界水源地探訪と流域の系譜を辿る
閉伊川水源地を目指し森を行く
閉伊川に合流する支流
閉伊川と洪水の歴史
邦内郷村史に見る閉伊川
特集②FieldReport 産金の山 長者森
平泉の黄金文化を支えた金を産出
慶長年間から金山として存在したという長者森鉱山
気まぐれな梅雨空の下、長者森に向かう
長者森頂上で雨。やむなく待避、計画変更
道を彷徨い白色片岩を含む露岩発見
旧家に残された産金の逸話とトンネル工事
三吉伍郎平は土砂集積所になっていた
新田橋下の岩盤に甌穴あり。再探索を誓う
ふるさと未来の絆
インターハイヨット競技・宮古商業女子FJ級2位/他
およれんせみやこまち 田老のおみせ、まちなかに再オープン
わがまちイエローページ
わがまちセレクトショップ/今月の表紙/バックナンバーガイド
フリーボードメッセージ/スポーツひろば/
廻り神楽④
ふるさと文化の泉
吉川英治と宮古 小説『宮本武蔵』を本照寺で執筆
三陸の盆in宮古 鎮魂の舞い、力いっぱい
みやこドローン散歩24/
みやごのむがすぱなす・どっとはれぇ鯨山の由来
伊能大図パネル展・山田町中央公民館で開催
TOPIC 絵本作家も小林照弘さんが保育所に絵本を寄贈
カメラ紀行 新スポーツスラックライン
TOPIC 夏体感。宮古港ボート天国
連載 山小屋フィールド日記 67 水木高志
連載 森川海に住まう人々22 佐々木剛
謎解きは民俗学 山姥伝説とその周辺
33RPM今夜のターンテーブル『飛びます』山崎ハコ
喰いに浮き世へ34 カップ焼きそばで今夜は簡単そばめし
わがまちホットスクランブル
隔月連載 わが町・らくがき町
クイズ宮古弁 仕事?どうでもいいや、今日も喫茶店でサボろう
随想 我がまほろば 内藤一雄
きままにコラム 選ばれし者 木村彩子
編集後記