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2016年02月号No446 特集 震災が奪ったふるさとの歴史

¥520 税込
商品コード: mw446
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第903海軍航空隊・山田湾派遣隊
震災で大きな被害を被った山田町は現在急ピッチで復興が進む。そんな山田町は第二次大戦中宮城県北部から三陸沿岸を防備するため、掃海艇や航空機を配置した帝国海軍航空隊の重要な基地があった場所だ。航空隊として配備されたのは敵船舶哨戒の任に就いた第903海軍航空隊・山田湾派遣隊であり、格納庫から斜路でフロート付きの航空機を海上に押し出し、波穏やかな山田湾を滑走路の代わりに離発着していた。三陸沖を通過する輸送船団の護衛、並びに敵潜水艦攻撃用に配備されたのが第一掃海艇を旗艦とした北三陸部隊であった。これらは戦局が悪化し本土決戦が予測された昭和19年頃に配備され、敵潜水艦の掃海任務に当たっていた。しかし、昭和20年8月の終戦間際、戦艦と複数の空母からなる米大艦隊が日本近海まで迫り、同年8月8日に米航空機が山田湾に進入、停泊していた掃海艇、航空部隊兵舎、浜川目石油基地などを軍の重要施設をことごとく攻撃、破壊し船舶は撃沈された。この攻撃により約40名の戦死者が出ている。翌9日には製鉄所がある釜石が二度目の艦砲射撃により焼け野原となった。そんな太平洋戦争の遺物として、戦後も第903海軍航空隊・山田湾派遣隊が水上偵察機を海上に下ろす時に使った斜路であるコンクリートスロープが残されている。

街角備忘録・写真で見る過ぎ去ったあの日の記憶
1976年、宮古市立花輪小学校老木分校入学式風景
まちのポートレート④廃バス/定形外連載・日々の仏⑥
わがまち石碑シリーズ・石碑順禮
真竜寺跡地と中里縄縛り観音


特集①
震災が奪ったふるさとの歴史
東日本大震災地盤沈下で消えゆく戦争遺構
山田町大沢水上偵察機発着斜路

東日本大震災津波で流失した6個の橋梁
機銃痕が残るJR第34閉伊川橋梁

東日本大震災で被災し閉校した二校
千鶏・鵜磯小学校と校歌

東日本大震災で失われた更科楼跡
鍬ヶ崎黄金時代を偲ぶ更科楼

特集②
大戦秘話 戦後70年
伊12潜と帆船パミール号の出会いとは
美しき出会いはこうして生まれた

ふるさと未来の絆
南部杜氏の技で現代の名工に選ばれる 辻村勝俊さん
翼・日独高校生交流プロジェクトでドイツを訪問
菅原咲弥さん・宮古高校2年
新春点描
防火防災祈願で裸参り
高浜地区でなもみ復活・30年ぶりに登場
わがまちイエローページ
わがまちセレクトショップ/今月の表紙/シネマガイド/
チケットプレゼント/フリーボードメッセージ/
バックナンバーガイド/ホットスクランブル
TOPIC若き船員大海原へ
宮古水産生徒が実習船りあす丸でハワイ沖へ
Camera Report誓いも新たに大人社会へ第一歩
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森川海に住まう人々④ 佐々木剛
うまいもの最新レポート 第4回宮古市新加工品コンクール
喰いに浮き世へ⑮ 飲ん兵衛の夢
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クイズ宮古弁/これで青春も終わりかなってつぶやいて
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